
![]() |
|
||
アゲート:ストライプ状のバンド ![]() 様々な色層や組織の中に同心に積み上げられて形成されるアゲートやカルセドニークォーツ以上に創造的なストライプ状の宝石はありません。それぞれが独特であるアゲートは、母岩の空洞が埋められることで生み出されます。結果としてアゲートは時々木の年輪のような、同心のストライプ状の模様をもった丸いかたまりで発見されています。そのストライプ状の模様は、時には目のようにみえたり、時には奇抜な帆立貝のように見えたり、樹木の風景の様に見えることさえあります。 アゲートは幸運をもたらす石、もしくはお守りとして古代では高い価値を持っていました。それは病気から身を守り、渇きをいやすといわれていました。 ペルシャ人の魔法使いは嵐をそらす為にアゲートを使いました。ポンタスの王によって集められた2千から4千ものアゲートのつぼの有名なコレクションは、アゲートが熱狂的に注目されていたことを示しています。 アゲートのつぼはビサンチン帝国でもポピュラーでした。アゲートのつぼを集めることはルネッサンス期の王族達の間では一般的となり、ルーブルを含むヨーロッパの多くの博物館には、壮観な実例があります。 ドイツのナヘ河の峡谷でのアゲートの採鉱は、ドイツのイーダーオーバーシュタインにあるカッティングセンターに1942年に既に記録されています。本来その川は粉をひく車輪の動力として使われていました。19世紀にナヘ河のアゲートの鉱床が枯渇した時に、イーダーオーバーシュタインのカッター達はブラジルの鉱床の開発を始め、ブラジルの豊かなアメジスト、シトリン、トルマリン、トパーズ、そしてその他の宝石の鉱床の研究と発見に活気を与えました。 イーダーオーバーシュタインという小さな街は世界に於いても良質なアゲート細工でいまだに知られているのにも関わらず、今日ではイーダーはドイツやアジアでの研磨、細工の為のその他の宝石の素材を幅広く輸入しています。カメオ細工の達人やモダンな宝石のカッター達は、輸出するために目新しい原石を 研磨した原石業者と共に繁栄しました。そしてそのすべての産業は、ルネッサンス時のアゲートのつぼや装飾品の経験を基にしていました。恐らくアゲートは国際的な取引において成功できる力強いお守りであるようです |
|||